犬と狼の間

え?遊んで食べて寝てちゃだめ?

読んだ2020/12

月記にまとめていましたが感想は感想で独立させることにしました。

kindleの購入履歴からのまとめです。内容に言及するのでネタバレ回避したい方は気をつけてください。

漫画

・『鬼滅の刃』23巻(終)

最終巻。2020年の鬼滅のブームメントはすごかったなあ。
それまでの丁寧な描写にくらべて無惨戦は駆け足な印象がして少し物足りなかった。鬼にも過程と過去があると描いてきた中で、無惨だけはあえてそぎ落とすことで純然たる「悪」だということを強調しているのかな。転生?描写は正直過剰なファンサービスな感じがしたけど、輝利哉が存命というのは世界が地続きであるという実感があって良かった。とにかく愈史郎が好きです。


・『怪獣8号』1巻

怪獣8号 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

怪獣8号 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

ジャンプ+の人気作品。好感度の高い絵柄で絵が安定している。
出てくるキャラクターがどれも愛らしくて、これからアニメ化したら人気出るだろうな~。まだまだ一巻なので今後に期待ですが、私的にはもうちょっとアクが欲しい感じはする。今後も楽しみ。


・『ワールドトリガー』12~22巻

マシュマロでおすすめされたので1巻~12巻をジャンプ+アプリの無料配信で読み、続刊は購入。非常に面白く根強い人気があるというのは知っていたので期待通りでした。

少年漫画では王道の1つである「主人公は特殊な力を持たないが真っ直ぐさと信念がある」というパターンなのだけど、修は熱すぎずに淡々としているところがいいなと思った。個々の能力よりもチームの戦略戦術で勝敗が決まることや重傷者や死人が出ないところがスポーツ漫画のようだなと思っていたら、作者は元々はスポーツ漫画を描きたかったと知って納得した。


・『私の少年』9巻(終)

終わってしまった…。
恋愛的にくっついたりはしないだろうというのは分かっていたけど現実的な落としどころって感じがしたなあ。絵も構成もストーリーもずっと美しかった。


・『忘却バッテリー』1~8巻

マシュマロからおすすめされたので読んだものその2。
ジャンプ+アプリにて連載中の野球漫画。とても面白かった。
読み始めギャグに振り切ったパターンのスポーツ漫画かなと思っていたらちゃんと野球をするのね。スポーツの「人を負かす」というところへフォーカスした切り口がすごいなあと思った。智将の要圭が好きです。


・『その着せ替え人形は恋をする』1~6巻

こちらもマシュマロからおすすめをいただき読みました。
雛人形の顔を作る「頭師」を志す男子高生がクラスメイトのギャルにコスプレ衣装を作ってほしいと頼まれ…というラブコメ。ヒロインが主人公大好きで可愛い!
新菜、自分では陰キャみたいに言ってるけど背も体格も良いし絶対に普通にモテてると思う。


・『おおきく振りかぶって』34巻

おお振り新刊。新刊が出るたびにこんなに全ての時間を丁寧に描写するスポーツ漫画ある!?と思っている。いつ読んでも一年生だから安心するよ・・・
千代ちゃんの阿部くんへの気持ち、そこでそうなったのか!とびっくりした。中学時代から好きだったのかと思ってた。恋愛感情というよりも推しに向ける感情に似ていて面白かったな。どうでもいいけど、らーぜがいつの間にかスマホを使っていてアプリの話とかしていてショックでクラクラした。ついこの間まで件名に『見たら返信』っていれてメールしていたくせに!

いつだかの新刊の帯に「高校野球の目的は勝敗ではない、教育だ」というアオリが書いてあり非常に衝撃を受けたと共に納得もしたのだけど、おお振りおお振りにしかない高校野球漫画としてのポリシーみたいなものがすごく好き。


・『往生際の意味を知れ!』3巻

今最も続きが楽しみな漫画の一つ。
ブコメだと思って読んだら復讐系ミステリだったのだ。いや、ミステリとはちょっと違うかもしれないか。展開がハードな中にしっかりとラブもあって面白い。

ただ、Twitterでの宣伝にピックアップしてるのがエロティックな箇所ばかりでなんか勿体無い。逆にそういう内容しかないと思って嫌厭して読まない層も多いと思うんだけどなあ。


・『推しが武道館いってくれたら死ぬ』7巻

おしぶど新刊。舞菜が成長していて感慨深くなるね…。今巻ではゆめ莉が本名を公表したりと、徐々にメンバーにスポットが当たっていく展開。次はれおの過去がきそうだなあ。れおの過去、重そう。演者が裏で悪気もなく「オタクはどうせ来るでしょ」って言ってるのがとてもリアルで嫌な気持ちになった(賛辞です)

この作品、三次元のオタクはみんな共感する!みたいに言われているけど、正直私はあんまり共感してなかったです。何故なら推し尊い!と思っているタイプではなく面白いから観察中…という気持ちで応援していたので…。えりぴよさんは眩しすぎる。それは置いておいて絵が可愛くて好き。


・『俺様ティーチャー』29巻(終)

ティー最終巻!世間的には野崎くんの方が有名の気がするけど私にとっては椿先生といえば俺ティーです。ラブ要素の薄い男女バディのラブに目がないので鷹臣くんが真冬に「卒業したら俺と…」と言ったときまんまとドキドキしたけどそれはそうですよね!というオチで笑った。

親ロマも面白かったし野崎くんも面白いし、終わっちゃったのは寂しいけど次回作もとっても楽しみ。


・『暁のヨナ』34巻

暁のヨナ 34 (花とゆめコミックス)

暁のヨナ 34 (花とゆめコミックス)

ヨナ新刊。スウォンの母、ヨンヒの手記の話。これまで人によって評価が分かれていて掴めなかった先王イルとその兄ユホンについてグッと解像度が上がった。結局信仰の違い…といえばそうなんだけど、これまで1巻から描かれてきた描写にすっきりと納得がいった。絵が美麗すぎるうえに話も面白すぎる草凪先生は天才。どっちが良いも悪いも言えないし、どちらでもないところがすごくリアルだなとも思う。

私は当たり前にハクヨナ派なのでスウォンについては純粋に敵だと思って見てるんですけど、スウォンも哀れだよな…とは思う。


・『プロミス・シンデレラ』9巻

成吾派なので完全に壱成ルートに入ってしまいわかっていたこととはいえ辛くなってきた。壱成が悪いというより成吾と早梅の過去エピソードが良すぎない!?というところなのですけど。

いつもドラマ化したら映えそうだなあと思いながら読んでいる。


・『ゴールデンカムイ』24巻

金カム新刊!谷垣とインカラマツの方はうまくいきそうで良かった。鯉登少尉がここまで魅力的なキャラになるとは。新キャラの海賊房太郎も良いキャラだなあ。もちろんわたしは杉元×アシㇼパさんを応援しているので赤面アシㇼパさんにはニヤニヤしました。そして宇佐美は本当に気持ち悪いな…(賛辞)

新刊ペース早くない?と思ってたらやっぱり少し早めに出てたみたい。
金カムは既に大人気作ではあるけどもっと評価されていいと思っている。


・『僕のヒーローアカデミア』1~28巻

WJを購読し始めたので話分かりたいな~と思い大人買い
人気があるのも納得に面白い。というか絵が上手すぎる。
みんな好きだけどこれという推しキャラはいないかなあと読み進めていたら突然現れましたね。そう、みんな大好きホークスです。

話が分かったので本誌の展開が激アツだということもわかってしまい毎週ドキドキしている。


※ここからは単行本ではなくアプリで読んだものです。

・『推しの子』

マシュマロでおすすめしていただき読んだのだけど、全然想像していた話と違った…!
推しの子っていうのは「"推し"のあの子」という意味ではなく、正しく「推しのchild」という意味だったのね。斬新な展開ですごく面白かった。アプリで更新を楽しみにしています。


・『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』

こちらもマシュマロからおすすめして頂き読んだもの。
何も考えず読めるし絶対に嫌な気持ちにならないのでいい漫画。ぜひ100股してほしい…。
ヒロイン(この漫画の場合多数)が主人公のことを大好きな漫画はなんぼあってもいいですからね。


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12月は年末年始休暇があったのとマシュマロでおすすめを募集していた関係でたくさん新規開拓していた。おすすめしていただいたのにまだ読めていないものもあるので徐々に読んでいく予定。もしこれアンタの好みじゃない!?というのがあったらTwitterなどで教えてください!